トレカ天気

主に遊戯王、その他カードゲームに関する考察等を投稿します。
相場もたまにはあがる・・・かも。 動画もよければ見てください。 https://www.youtube.com/channel/UCDQ5URK3-EiJf91Ov7T365A

タグ:科学する遊戯王

こんにちは。らいふです。

ここ数年でKONAMIさんはパックをすごい頻度で発売するようになりましたね。
レギュラー、デッキビルド、ストラクなどなど。
数ヶ月もたてば新しいテーマがいくつも増えており、
新しいデッキを組んで見ようかな!と思うことが増えました。

そして、新弾のテーマを組んでみて、
大会やイベント、フリーで使用して帰りながら思うわけです。
「うわ、めっちゃ事故るわ。テーマパーツ増やすか~」
「ちょっとテーマパーツこんなに引いても困るわ。減らしてみよ」
とかね。

ちょっとまってください。
本当にその数回の使用感でテーマパーツの枚数を変えるんですか?

今回はそんなお話です。

■サイコロを1回振ってみるお話
突然ですが、ちゃんとした立方体の6面のサイコロを振るときを考えてみましょう。
このとき、それぞれの目が出る確率は・・・?

そう、全部1/6ですね。

じゃぁ、6回振ればそれぞれの目が1回ずつ出る???





そんなわけないですね。


例えば、10回振ってみましょう。

サイコロ1個を10回
当然ですが、均等になっていませんね。
なんなら1の目は一回も出ていません。
もう少し回数を増やしてみましょう。

サイコロ1個を100回
100回振ってみました。5が多く出てますね。
まだまだ均等とは言えません。

サイコロ1個を1000回
1000回振りました。段々と、おおよそ均等っぽくなってきました。
今度は3が多く出るようになってますね。

サイコロ1個を10000回
10000回振りました。
ほぼ均等ですね。

サイコロ1個を1000000回
思い切って100万回振ってみました。
ここまでくるとこの縮尺では差がわからないレベルです。

そう、何が言いたいかというと、
確率はあくまで確率で、現実では同じ試行を相当な回数で繰り返さないと理論に従わないということです。

■サイコロを2個振ってみる話
次はサイコロを2個振ってその合計値を考えてみましょう。

この場合、確率計算をして出てくる期待値は7、すなわち、7が一番でてくる「はず」です。
これも同じように振る回数を増やしながら分布を見ていきましょう。

サイコロ2個を10回
10回のとき。7がもはや1回も出ていないレベル。
サイコロ2個を100回
100回。それっぽくはなってきましたがまだまだ。

サイコロ2個を1000回
1000回振ってみると、かなりそれらしい結果です。
サイコロ2個を10000回
10000回。1000回のときとほとんど差がないですね。
このときも同様に、やはりたった数回の試行では理論通りには行きません。

■初期手札にくるテーマパーツを数えてみる
では、最初の話に戻ってみます。
自分が新しく組んだデッキの試運転をしたとき、
たかが10回や20回のデュエルだけで、「事故率が高い~!」とか、「テーマパーツ多すぎるわ~」とかを判断するのが危ういということがわかるでしょうか。

実際に計算してみましょう

デッキ枚数は40枚、テーマパーツは15枚いれているとし、
最初の手札5枚にあるテーマパーツの枚数をカウントしてみます。

・5試合
友人と軽く何回か対戦してみました、みたいな回数ですね。

5回引き直し_引かない場合
こんな分布になったらどう思うでしょうか。
手札に2枚くらいテーマパーツがほしいデッキだったとしたら、
「もうちょっと増やすか・・・?」とか感じますよね。
もう1回計算してみましょう。
5回引き直し_引きすぎる場合
4枚引く場合が多いですね。きっと、
「うわ、引きすぎこんなにいらんわ。枚数減らそ」と思うでしょう。

そう、同じ構築なのにたったの5試合ではこれだけ体感が変わるのです。

・10試合
公認3回戦の3マッチくらいの感覚です。

10回引き直し_引きすぎた場合
初動1枚とかのデッキなら、こんなにパーツいらんわwってなるくらいひいてますね。
もう1回。

10回引き直し_引かない場合
うわ、事故率たけーなってなる分布です。
0枚の場合が3回ありますからね。
公認で3回連続初動0枚とかになると結構凹みますが、たかだか10試合ではそんなことも全然あり得るということです。

・100試合
現実でここまでやるのは大変ですが、100試合やってみましょう。

100回引き直し_引かなかった場合

0枚のときが結構あります。もう1回計算。

100回引き直し_引きすぎた場合

今度は5枚全部テーマパーツとかの場合も結構発生しています。
まだまだ100試合とかで体感を確定するのは尚早すぎます。

・1000試合、10000試合

1000回引き直し
1000試合の場合です。

10000回引き直し_引きすぎた場合
10000試合の場合です。1000試合のときとほぼ差はありません。
このくらい対戦してみたときの体感は信用できそうです。

■考察
以上の結果からもわかるように、確率論的には、
「事故りやすい構築やな!」「パーツ多すぎたな!」を判断するには1000試合程度やって確認しなければいけません。
たかが3回や4回連続で初動0枚になろうが、そんなものは「確率の偏り」でしかなく、サンプル数が少なすぎるのです。

しかし、実際はそんな1000試合もできません。
じゃぁ、どうするのか!?というときに使うのが「確率論」です。

実際の体感ではわからない部分を理論に助けてもらうというのは結構大事だと思っていて、
自分の構築に「納得できる」ためのひとつのツールになりえます。

■総評
遊戯王は初動に何枚あるかで勝敗がすべて決まってしまうようなゲームではありません。
むしろその後の動きがほとんど勝敗に直結するので、今回の議論はひとつの目安でしかありません。
が、構築するときに頭の片隅に確率的な考え方をいれておくと、助けになるかもしれませんね。
ではでは~。

こんにちは、らいふです。

みなさんはデッキ枚数にこだわりはあるでしょうか。
芝刈りとかでない限り、必ず40枚にしている!という人も中にはいると思います。

この「40枚にする」というものですが、
多くの人の場合は引きたいカードを引ける確率を少しでもあげたいからというのが理由になると思います。
じゃぁ、
デッキ枚数を40枚から41や42枚にしたときに、どの程度確率は変わるのでしょうか、
また、その確率の差分はどのように捉えればよいのでしょうか?
というのが今回のお話です。

■計算内容
デッキ枚数を40~45枚まで変更させ、
引きたいカードを引ける確率が40枚のときと比較してどの程度変化するか計算。

■計算手順
  1. デッキ枚数を決定
  2. デッキの中に引きたいカードをセット
  3. 5枚ドローして引きたいカードが1枚でもあるか確認
  4. 3の手順を100万回実行
  5. 引けた確率を計算
  6. 引きたいカードのセット枚数を変更して3~5を実行
  7. デッキ枚数を変更して同様に実行
デッキ枚数の最大:45枚
デッキに入れる引きたいカードの最大枚数:20枚

■計算結果
確率の差分
横軸が、引きたいカードの投入枚数
縦軸は、それぞれのデッキ枚数にしたときの引ける確率と40枚のときとの差分
です。
確認回数が足りなくて収束しておらずグラフががたついていますが、
傾向とおおよその数字は参考になりそうです。

40枚のときの計算結果(青)は、当たり前ですが常に差分なしの0%。
それ以外のときの数値は、あくまで差分を表現しているので、
この数値が高いほどひきにくくなっているということです。

■考察

全体の傾向としておもしろいなと思ったのは、
10枚程度が変曲点になっている点です。
言い換えるならば、デッキへの投入枚数が10枚程度までならばデッキの枚数が確率に支配的だが、それ以上になってくるとデッキの枚数以上に投入枚数が大事になってくるということです。

今回の場合は初動1枚デッキで考えるのが最も現実の系と近そうでしょうから、
例えばプランキッズやマドルチェやイビルツインのような1枚初動デッキを構築するときの参考にするのがよいかと思います。

次に、具体的に数値を見ていきましょう。
デッキの枚数を40ではなく、どうしてもいれたいカードがあるから41枚にする、とかの場合。
引きたいカードの枚数にはよりますが、最大の差分はおよそ1%程度です。
100回デュエルしたときに、初動を引けない対戦回数が1回程度変わってくるということです。

この1%をどう捉えるか・・・は各個人のスタンスによると思います。

■以下、個人の感想
例えば、とりあえず40枚で組んでおいて、ハーピィの羽根箒を突っ込んでおこうかな~と迷う場合とか。あると思います。
そして、こういうカードを引けたおかげで勝った!という試合はあると思います。

41枚構築でデッキに1枚しかないカードを初手5枚でひける確率は12.2%です。



それに対し、デッキ枚数を41枚に変えても、引きたいカードを引けなくなる確率は1%の差です。

そうなると、刺さるかわからないときもあるハーピィの羽根箒を入れるかどうかを「事故をさけるため」という理由だけでいれないのは、個人的には理由として弱いかなと思います。
100回やって事故る回数が1回変わろうが変わりましが誤差の範囲でしょ、という感覚だからです。
一方で、12%というのは9回に1回なので、それは無視できないかな~と思います。

先攻手札に来て実質の1枚ハンデスになるのが「どうしても嫌」になるデッキとかならいれないというのは個人的に十分な理由となる数値だと感じます(電脳堺のような2枚初動とか)。

この辺の感覚は「確率に対する考え方」によると思います。

試合に負けたとき、自分のプレイングを反省するのはもちろんだとして、
あの手札が○○なら負けだけど、そうでなかったら勝ちだな・・・みたいなときに、
実際にそのカードだったから負けた、みたいなこと、あると思います。
そういうとき、それが確率的に非常に低い事象だったとして、
「確率的に低いからしゃーなし」と割り切るタイプなのか、
「いや、ここは次のターンを渡してでも安全にいくべきだったから自分のプレミ」となるタイプなのか、ですね。

「いや、状況によるとしかいえん。デッキの残りカードとか、墓地の枚数とか。」というタイプ、たぶん確率的な考え方をするよりはあなたの直感でデッキを組んだ方がいいです
これはこれまでの科学する遊戯王全般に言えますが、「確率」は負けたときの自分の中で納得できる、割り切れる理由がほしいときのひとつの選択肢でしかありません。
状況に応じて正確な判断ができるならその方がもちろん正しいです
僕はそれができなくて確率に逃げているだけですので・・・。

デュエルしてて2~3回連続して手札にドライバーが来たとしても、
「構築は主要因ではない、これは確率の偏りである。」と思えるかどうかでしょう。
私は思えます。だから、ドライバーが来たこと自体は嘆きません。
事前に確率を考慮した上で構築をしており、10回に1回は引くけどそこは割り切り!と思って投入します。

場を考慮して正しい判断ができる人、デッキ構築時も環境を見て枚数を決める人が強いのだとは思います。
確率はあくまで参考でしかない、という認識が大事かなと思います。

■結論
  • 引きたいカードが10枚までならデッキ枚数が確率の主要因となる
  • デッキ枚数1枚増えるごとに最大でおよそ1%ずつ確率は変わってくる
  • 引きたいカードが15枚程度まで増えるとデッキ枚数は確率の主要因ではなくなる

P.S.このレベルならプログラム組むほうがむしろ大変だったな・・・w

こんにちは、らいふです。

最近、急激に電脳堺が話題になっていますね。

使い続けてきた身としてはなんだか嬉しいような違うような複雑な気分ですがw
今回は、
話題の電脳境は実際のところどのくらいの確率でVFDをおけるのか
を計算しました。

■構築
電脳堺テンプレ

最近、「テンプレ」といわれている40枚です。
(EXは個性があるので無視)
この構築を基準として確率を計算しました。

■計算手順
細かい箇所は割愛しますが、主に下記の順で計算しました。

  1. 電脳堺パーツのみの場合のVFD率
  2. 緊急テレポート2枚を加えた場合のVFD率
  3. さらに強欲で貪欲な壺を3枚加えた場合のVFD率
  4. 強欲で貪欲な壺の代わりに金満で謙虚な壺を加えた場合のVFD率
なお、この確率計算では、初動VFDがたたないものはすべて「手札事故」と呼ぶことにします。
(仙々+朱雀だけとかでは現代遊戯王は生き残れない)

■確率計算に関する参考
初動2枚が手札にくる確率は、過去に計算したことがあり、
その計算を応用しました。


で、さらに、初動2枚の中でもどの組み合わせならば事故らないかを検証しました。


その他、強欲で貪欲な壺で必要なカードが飛ぶ確率の計算や、


金満で謙虚な壺で必要なカードがひける確率の計算も確立済み。


この辺で使った計算方法を随時適用しました。

最終的な事故率を求めるときに、仮定によって結果が変わってくる部分もありますので、
数値は参考程度だと認識してください。


以上をご了承の上、結果をみてください。

■計算結果
うるせー!早く結果教えろや!
って声が聞こえそうです。
結果は下記の通り。

玄武なし と 玄武ありでの事故率の比較

新規の玄武ありとなしでそれぞれ比較しています。

<電脳堺のみ>
玄武をいれようがいれまいが事故率40%程度です。
マッチで勝つためには最低2回はVFDをたてる必要がありますが、
サポートカードなしではマッチを勝ち抜くのは難しそうです。

<緊急テレポートを追加>
玄武なしの場合は少し事故率が上がっているくらいです。
これは、玄武がないときの組み合わせで事故となる場合が多いためです。
玄武をいれて事故となる組み合わせを減らせば、ちゃんと事故率は低下しています。

<さらに強欲で貪欲な壺を追加>
玄武なしなら35%、玄武ありなら30%程度となっており、
ようやくこの辺から実践ラインと言えるでしょう。
壺はやはりいれるべきなんですね。

<代わりに金満で謙虚な壺>
3枚のみめくるという前提で計算していますが、
それでもやはりこのカードは非常に強力で、
玄武がある場合の事故率が30%を切ってきます。
ただ、強欲で貪欲な壺との差は、手札が1枚増えるかどうかですね。

なんとなくですが、体感の事故率とだいたいあっている気がします。

■考察

壺の採用をどちらにするかは、どっちが正解ともいえないレベルかと思います。

実数値でいえば、
  • 強欲で貪欲な壺:24.3%
  • 金満で謙虚な壺:22.9%

※2020/11/17 数字を再計算

となっており、結構僅差ではありますが、この1.4%の差をどうみるかは個人差があると思います。
個人的には、
  • 強欲で貪欲な壺で必要カードがとぶ確率は低い
  • 手札が1枚増える
  • 娘々で回収できる

という点から、強欲で貪欲な壺を採用しようかと思っています。
ただ、デッキリソースが非常に大事なので、そういう点から10枚除外はリスキーすぎるというのもあると思います。

■最後に
電脳堺の入賞が増えてきて、VFDは禁止にすべき!という声がたくさん聞こえてきますが、
使ってみると展開が通らないこともザラにあるし、VFDが立たない事故も結構あるので、
禁止はやりすぎじゃね?と思っているここ数日です。笑
まぁ、強いのは強いと思うけどね・・・。

■補足
仮定としておいたものをつらつらとかいておきます。
同じ仮定でも結果が変わってきそうなところはありますが。
  • 強欲で貪欲な壺は先打ち
  • 3枚以上電脳堺をひいたら事故ではない(実際は同名3枚だと何もできないとかあるが組み合わせが多すぎて検証したくない)
  • 強欲で貪欲な壺の飛び方次第ではVFDへ行ける組み合わせが減る可能性があるが考慮しない。

など。そろそろプラグラム走らせないと厳しいかも。

■追記
上記の事故率の計算は妨害が何も飛んでこない前提でしたので、
手札誘発による妨害をどの程度の確率でくらうかも計算しました。

仮定として、
  • 2枚は初動パーツ
  • 残り3枚の手札に墓穴の指名者か抹殺の指名者を引き込んで妨害を防ぐ
  • 増殖するGは灰流うららで対策できるが、場合分けが面倒くさいので対策札は墓穴系のみ

という前提をおきます。
このとき、
  • 自分が墓穴系を引いておらず、かつ相手の手札に妨害札が1枚以上
  • 自分は墓穴系を1枚以上ひいているが、相手の手札の妨害札がそれよりも多い

場合の確率を計算しました。

妨害が発生する確率 と 相手のデッキの誘発枚数

横軸は、相手のデッキにある手札誘発系妨害の枚数です。
当然ですが、相手のデッキの手札誘発が増えるほど相手の妨害を受けやすくなります。

では、最初にあげたレシピのように
緊急テレポートを2、強欲で貪欲な壺を3採用している場合で、
相手の妨害を受ける確率を計算し、その結果から相手の妨害を受けずに(墓穴で対策して)展開できる可能性を計算すると、


妨害を受けずに展開を通せる率 と 相手のデッキの誘発枚数

こうなります。
今や基本セットとなる、灰流うらら3、増殖するG3の6枚セットは相手のデッキに入っているとすると、約43%の確率でしか気持ちよく展開できません。
(※強欲ど貪欲な壺で引き込む、チャージウォリアーやアーケティスで引き込むとかは考慮しない)
2回に1回は貫通札を引いていなきゃいけないことになります。
(初動3枚以上ってことですね)

この過程では増殖するGに対しするうららの場合を計算に入れていないので、実際の数値はもう少し高いとは思います。

このことを考慮して事故率を計算したいのですが、ここまでくると場合分けがすさまじいことになるので、自分のデッキの手札誘発の枚数の参考にでも。

こんにちは。
らいふです。

10/31発売の新弾で新しい壺が発表されましたね。



・EXから除外するカードを自分で選べる
・めくって手札に加えたあとの召喚に関する制約はなし


ときたもんです。
パッと見は、強い!!!と感じましたが、実際のところどうなのか早速いつものごとく計算してみました。


まずはデッキが40枚の場合で計算。
初手5枚に金満で謙虚な壺があるとして、デッキに引きたいカードが何枚か眠っている場合、
それがどの程度の確率で最低1枚はめくれるか、という計算です。

金満で謙虚な壺で欲しいカードがめくれる確率40

金満で謙虚な壺で欲しいカードがめくれる確率拡大40
下にあるグラフは拡大したものです。
確率半々の50%となるのは、3枚除外だとしてもデッキに7枚、
6枚除外なら4枚もいれば1枚はめくれる
ということで、
なかなか大きな確率だと思います。

強欲で金満な壺は2ドローなので、どうしても先行でほしいカードがある!
系ならこっちの方を採用は前向きでもいいかなと思います。

もちろんEXが除外されるという難点はありますが。

オルターガイストのような中速型にも使えそうですが、
個人的には月光や電脳堺のような初動2枚の展開型デッキで採用を考えたくなる数値です。
もちろん、展開系なのでEXに余裕はありませんが、ランダム除外でない分、
なんとかできるだろうと感じています。

個人的には、

強欲で金満な壺は、手札が1枚増えるという強みがあるので、
とにかくカードをたくさん引きたい!となりがちなオルターガイストは強欲で金満に、
初動2枚はとにかく揃えなきゃ!という電脳堺の場合は金満で謙虚に、

行きたいですね。


参考までに、デッキを60枚とした場合の確率です。

金満で謙虚な壺で欲しいカードがめくれる確率60

金満で謙虚な壺で欲しいカードがめくれる確率拡大60

やはり60枚ともなると、6枚除外だとしてもデッキに6枚、3枚なら10枚でも届いていないくらいです。
40枚のデッキ、かつ先行展開型で使うのが強そうです。

手札に初動が揃っていて、抹殺や墓穴をひきにいく使い方もできますしね。

速報レベルの計算ですが、ご参考まで。


以下、過去のその他の計算








こんにちは。
最近、電脳が楽しすぎてそればっかり使っているらいふです。

電脳は最近CS等でもちらほらと入賞報告が上がってきたテーマで、
とにかく電脳を何かしら2枚は引かないと何もできない展開テーマです。
電脳モンスターや関連魔法をとにかく2種類以上はひけるように構築したい!!
と思い立ち、そこで、久々ですが今回も確率計算をして、参考にしてみることにしました。

今回は、

初動2枚のカードはどの程度の確率で初手5枚に揃うのか

という計算をまず一般的な範囲で行い、より詳細に詰めていって電脳堺のレシピの骨組みを作ることをゴールとします。
過去のいろいろな計算結果はこちら。











さて、過去記事も紹介したところで本編に入ります。

ここでいう「初動2枚」について念のため定義しておくと、
手札にそれぞれが最低でも1枚以上ずつあれば展開可能な札
のことを指すとします。

例えば月光でいうと、
月光彩雛と月光虎が手札にそれぞれ揃っていれば展開できる!
というような感じです。

card100043203_1
card100031425_1

と、いっても遊戯王は同じカードは3枚までしか入れられないので、
当然、40枚以上でデッキを組んで初手5枚にひくのはなかなか難しいのでは、となります。
そこで、擬似的に初動となるような、例えば、炎舞-「天璣」のようなサーチカードを入れることで初動の安定性を増したりします。

card100010185_1

じゃぁ、初動となるカードと、またそのサポートカードはどのくらいいれればいいのさ!?となります。

さらに、これも電脳の話になってしまいますが、
娘々、麟々、青龍のいずれかが2枚になっている構築なども見かけます。
3枚ずつ投入しているのが当然いいのですが、2枚にする構築が初動の揃う確率にどの程度影響するのかも気になったので、そういう場合も想定して計算して比較し、
確率的に最適な構築はどの程度かもみてみることにしました。


<今回の計算の仮定>
・デッキは40~60枚とする
・同名カードは3枚までとする
・初動2枚の1枚ずつがそれぞれ最低でも1枚以上ずつ揃うものを正とする
 (初動Aが1枚、初動Bが2枚等も正とする。しかし初動Aのみが2枚等は誤とする)
・初動のうち1種類のみ2枚や1枚のみの場合も計算する
 (例:娘々のみ2枚、1枚はテラフォーミングなので1枚しかない等)

では、早速ですが結果です。

■初動となるカードがすべて3枚である場合
全て3枚ずつ入っていて初動が揃う確率 と デッキの枚数
相変わらずグラフの軸が読みにくいですがご勘弁ください。
このグラフは、横軸がデッキ枚数、縦軸は先行5枚に初動2枚が揃う確率です。
各グラフの曲線は、初動となるカードの種類が2種類、3種類、4種類と増えていった場合の結果です。

例えば、デッキ枚数が40枚で初動となるカードが2種類しかない場合を考えてみると、
グラフの一番下にある曲線で横軸が40となっているところの縦軸の数値を拾います。
このときは、およそ10%程度です。
すなわち、10回やって1回くらいなら初手5枚のうちにそれぞれのカードが1枚以上揃います。
大会等でも、基本的には3回戦って勝敗を競いますから、お話にならないということがわかります。
3回戦って最低でも2回は揃えたいところなので、66%以上となるところを目安にしたいところです。
そうなると、初動は6種類以上でかつそれぞれが3枚ずつで72%程度です。
4種類もサポートカードがあるようなテーマ・・・となるとなかなか限られそうですね。
ただ、初動は特定のこのカードと何かしら通常召喚できるモンスターだ!とかなっていると、
また確率は変わってくるでしょうから、そういうときの事故率はこの数値を参考にはできません。

■初動となるカードのうち1種類のみ2枚
1種類のみ2枚で初動が揃う確率 と デッキの枚数
先述した電脳の枚数のような話です。
(娘々のみ2枚にするなど)
後半で比較しますが、全体として初動がすべて3枚のときと比較して全体の確率は落ちます。
(当たり前ですね)

■初動となるカードのうち1種類のみ1枚
1種類のみ1枚で初動が揃う確率 と デッキの枚数
たとえば、1種類はテラフォーミング!とかの場合です。
あとは増援とかも該当するでしょうか。
これも当然ですが、全体の確率は更に下がっています。

■それぞれの比較
デッキ枚数40での確率計算結果
ではそれぞれを比較しましょう。

今回は、代表例として40枚のデッキであるとし、そこで3つを比較します。
グラフのぱっと見の印象では、それぞれの確率はそれほど変わらないように感じますが、
マッチを想定したひとつの基準となっている確率66%近辺で見ていくと、

全種類3枚ずつ:6種類で71%程度
1種類のみ2枚:6種類で68%程度
1種類のみ1枚:6種類で63%程度

となっており、6種類のカードを採用しているときに、
1種類のみ1枚にしてしまうと66%を下回っていますね。
これは致命的となる可能性が出てきます。

また、種類を雑に増やせばいいというものでないこともこのグラフからわかります。
7種類くらいまではほぼ直線的に確率が増えていますが、
そこから傾きが緩やかになっていき、
9種類を超えてくるとほぼ誤差じゃないかというレベルになってきます。
そこまで初動を詰め込むとさすがにやりすぎなので、
だとしたら別のカードにデッキ枠をさく選択肢も見えてきます。

参考までに、60枚で比較したときの結果も貼っておきます。
デッキ枚数60での確率計算結果
デッキ枚数が60枚ともなると、やはり10種類程度では変曲点は出てきておらず、
ほぼ直線的に増えていきます。
これ以降の計算はやっていませんが、10種類程度を盛り込む余裕があるなら、
入れるだけ得するということが言えます。

■電脳堺の構築のお話
さて、ここからは電脳堺の構築の考察に入ります。

じゃぁ電脳の初動は何種類を何枚がいいのさ
です。

実際は麟々と老々の2枚では動けないじゃん!?とかの問題はあるのですが、
今回は簡単のためにそこは無視しましょう。

電脳カードで初動となりうるカードは7種類です。
娘々、瑞々、老々、麟々、青龍、豸々、九竜
ですね。(朱雀は罠カードなので初動とはカウントしません)

このときの確率の差は、

すべて3枚:83%程度
1種類のみ2枚:80%程度
1種類のみ1枚:76%

となっており、それぞれで66%の目安は超えていると言えます。
しかし、この数値をどう捉えるかですが、

80%=4/5
75%=3/4

だと考えると、80%を切るのは避けたくなるので、
どれかを1枚にするというのは体感事故率があがる気がします。

さらに。

電脳の多くの場合、この中で複数種類を2枚にすることが多いです。
(例:青龍は2枚でなおかつ娘々も2枚など)
というわけで、初動カードが7種類ある前提で更に計算を進めてみます。

2枚しか投入しない種類数を変えて、そのときの初動が揃う確率を計算しました。
結果は以下の通り。
初動7種類でデッキが40枚の場合

数値としては以下のとおりです。

2枚の種類 確率
0 83%程度
1 80%程度
2 76%程度
3 72%程度
4 69%程度
5 64%程度
6 60%程度
7 55%程度

これらの数値をどう捉えるかですが、
まずひとつの目安となる66%でいうと、5種類のカードを2枚投入にすると基準を超えてしまいます。まずそんな構築にすることはないでしょう。

そして個人的に次なる指標としている80%=4/5でいうと、
2種類を2枚にすると、その数値を下回ってきます。
今の私の構築は、青龍を2枚、麟々を2枚にしていたので、
揃う確率は76%=3/4程度となり、
4回やれば1回は事故ります。
早急に麟々を追加しようと思います。


これは計算上の話なので、もちろん上振れや下振れはありますが、
個人的には数値が出ると、デッキ構築時もとても安心できます。

過去の科学する遊戯王の記事も含めると、
今後の私の電脳の構築は以下の方針となります。

・電脳の事故を1/5程度まで下げるために2枚とするのは1種類のみ
・相手の展開に対して墓穴や抹殺を超えてもう1枚手札誘発をとばすため手札誘発は10枚以上

電脳パーツ:3枚✕6+2枚=20枚
手札誘発:10枚
墓穴+抹殺:6枚
計:36枚

デッキ枚数を40枚以上にするために、残りの4枚の枠に、電脳堺門-朱雀含めたサポートカードを入れる必要があります。電脳堺門は最低でも2枚はほしいパーツです。

そうなると残り2枠。
一般的には緊急テレポートおろかな副葬となりますが。
どちらも初動になるカードです。

考えられる選択肢は、

A.40枚構築で、上記の38枚+サポート2枚:初動8種類(内、2枚のカードは2種類)
B.42枚構築で、上記の38枚+サポート4枚:初動9種類(内、2枚のカードは3種類)
C,43枚構築で、上記の38枚+サポート4枚:初動9種類(内、2枚のカードは2種類)

だと考えるので、これらの計算結果で比較するのがよいかと思います。
(緊急テレポートは準制限なので確定で2枚)

これらの確率を計算すると、
A:初動8種類の40枚構築=86%程度
B.初動9種類の42枚構築=88%程度
C.初動9種類の43枚構築=89%程度
となります。

メインデッキの枚数が増えると、手札誘発の必要枚数が変化してきますが、
事故るよりはましだとしましょう。

この数値も捉え方は人それぞれでしょうが、
私としてはBもCも誤差レベル、Aに関しても85%超えているなら優秀なのでは?
と感じます。
よって、A:初動8種類の40枚構築を基本として採用しようと思います。

禁じられた一滴など他のパーツも入れることを考慮しても、

初動が8種類の場合は・・・
メイン枚数 確率
40 86%程度
41 84%程度
42 83%程度
43 81%程度
44 80%程度(79.9%程度)

となっているので、追加で3枚までなら許容できそうです。
(この辺は運用しながら調整って感じでしょうが)

ようやく電脳デッキの最終構想が決定しました。

電脳パーツ:3枚✕6+2枚=20枚
手札誘発:10枚
墓穴+抹殺:6枚
電脳堺門-朱雀:2枚
おろかな副葬or緊急テレポート:2枚
禁じられた一滴他:~3枚
計:40~43枚


しばらくはこれで構築してみて様子を見ることにします。

長々と書いてしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
参考になれば幸いです。

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