どうも。
最近ブログ連投気味ならいふです。

当ブログはライターを随時募集していますので、書いてみたいぜ!
って人はご連絡ください。笑
(私と面識のある人に限りますが)

さてさて。科学する遊戯王も第三回。
例のごとく、確率的に遊戯王のカードを見ていきましょう。

ちなみに過去の記事はこちらから。







今回はみんな大好き「強欲で貪欲な壺」です。

51Li5c+HqTL._AC_SY445_

強欲で金満な壺が出るまでは、このカードが現代でも使えるお手軽な壺として使われていましたね。
最近では除外カードの枚数を参照するデッキも増えてきていることから、
強欲で金満な壺とは明らかに差別化されていると思います。

オルターガイストや方界のようなエクストラデッキにそれほど頼らないデッキには金満がよく入っていますが、
41VunSWuogL._AC_UL436_
(え?俺?)

召喚獣や閃刀姫のようなエクストラは使うけど手札は増やしたい、というデッキにはこちらが採用されているイメージです。
(あとは叢雲ダイーザ=除外を利用したグッドスタッフデッキなど)

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(あなたリンクス入りしてたんですか)

オルターガイストも、金満な壺が出る前はこちらが主流でした。
しかし、マルチフェイカーが制限カードに指定され、
これで飛んでしまうとデュエルにならないので抜けていった経緯があります。
と、いっても使えなかったのは少しの間で、すぐに金満な壺が発売されましたが。

このカード、ドローできること自体はやはり強いのですが、
やはり上記の例のように、必須となるカードが飛んでしまうと勝負にならない
ということです。

閃刀姫でいうと閃刀姫レイ、召喚獣でいうとアレイスターなどですね。

じゃぁそれらが飛んでしまうリスクはどれくらいあんねん!
と疑問になったので、
計算してみました。

今回は、40枚デッキと60枚デッキで計算してみました。

まず、前提条件として、
先行初期手札5枚に強欲で貪欲な壺がある、という前提です。

ここから発動してどうなるか、です。
デッキに残っている飛んでほしくないカードが1枚以上は残る確率は・・・

1
こーんな感じ。
青が40枚の場合、赤が60枚の場合です。
ざっくりとした感想としては、全部飛んでいくってことはそうそう起こらないということです。
そして、デッキを60枚にして飛びにくいようにしたとしても、40枚のときとそれほど確率は変わらないということです。
拡大してみましょう。

2
多くの場合、まあ最大3枚飛んでほしくないカードがあるってことが多いでしょうから、
その部分を拡大しています。
デッキに1枚しかないカードでも、7割以上の確率で残るんですね。
まぁ35枚から10枚とるときの特定の1枚が含まれるって確率ですから、
こんなもんでしょう。
とはいえ、3割の確率でとんでいくんですから、飛んでほしくないカードが制限指定されたら、
強欲で貪欲な壺は入れないほうが安定した勝利は得られるかもしれません。
(WCS2019でデッキに1枚のガゼルが除外されても試合をとったあのプレイは素晴らしかったですね・・・)

さて。
で、です。
コストで飛んでいかない確率はわかりました。
じゃあ欲しいカードは引けるのか!?という疑問が次に湧いてきます。

・・・・・計算してみましょう。

除外されたあと、すなわち25(45)枚の山から2枚ひいて欲しいカードをひく確率は、

3
ま~、ひけないですね。
そんなに甘い世界ではなかったみたいです。

拡大してみましょう。

4
デッキを40枚まで減らしたとして20%程度です。
ひけたらラッキー!くらいですね。


つまりはまとめるとこういうことです。

・コスト10枚だとしても必須パーツ3枚がすべて飛ぶことは滅多に無い
・ドロー2枚はあてにしてはいけない


ドローして強いカードを引き込める、とかいう視点はいったん除いて。
欲しいカードを引き込めるかどうかという視点ですね。

総評として、
強欲で貪欲な壺で大事故になるリスクは低いので、
除外の枚数を参照するデッキでは入れ得!
だけど、あんまり頼りすぎんなよ!

って感じですね。

ではでは~。

P.S.ちなみに早くもネタ切れ感出てきました。
なんか計算してみてほしい!とかいうものがあればコメントしてくださると泣いて喜びます。
(無理なものは無理ですが)