こんにちは(●''∇'')ハロー♪  トレカ天気ライターのにょりこです。



今回は普段はサラッと流している"ドローフェイズ"と"スタンバイフェイズ"について解説したいと思います。


皆さん当たり前のように流していますがドローフェイズとスタンバイフェイズについてきちんと理解できていますか??


特にドローフェイズについては何度か質問を受けたこともありますので、みなさんもおさらいをしましょう。



目次

・ドローフェイズ
・スタンバイフェイズ
・最後に



・ドローフェイズ

ドローフェイズとは自分のターンの最初のフェイズです。
先攻1ターン目はみなさん省略しがちですが、先攻1ターン目は「ドローフェイズに通常ドローを行わない。」というのが正しい処理なので、ドローフェイズは存在します。

ドローフェイズはまず通常ドローを行います。
例外を除いて通常ドローより前のタイミングでカードを発動したりすることはできません。

その例外というのが、

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"RUM-アストラル・フォース"などの「自分のドローフェイズ時に通常のドローを行う代わりに、〜できる。」といったテキストがあるカードたちです。
これらのカードは通常ドローの代わりにカード効果の処理を行います。


そして、ドローフェイズをみんな飛ばしがちですけど実はドローフェイズには2つのタイミングがあります。
ご存知でしたか??


1つは「ドローした時」です。

"守護神官マハード"のような「カードをドローした時」や"強烈なはたき落とし"のような「デッキからカードを手札に加えた時」などのトリガーを持つカードをこのタイミングで発動することができます。

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もう1つは「ドローフェイズ終了時」です。

このタイミングでは発動条件が正しいスペルスピード2以上のカードの効果を発動させることができます。

スペルスピード2以上のカードというのは所謂、"誘発即時効果" "速攻魔法" "通常罠" "永続罠" "カウンター罠" のことを指します。

スペルスピードについていずれお話するかもしれないということで置いておいて、今は上記のカードたちが使えると覚えておいてください。(「・ω・)「


これらがドローフェイズにできることたちです。



・スタンバイフェイズ


次にスタンバイフェイズについてですが、

スタンバイフェイズではスペルスピード2以上の効果を発動できることに加えて、スタンバイフェイズに発動できる誘発効果を発動することができます。

誘発効果はスペルスピードが1なのでチェーン1で発動し、複数枚ある場合はチェーンを組まずに1枚ずつ効果を発動します。
例えば、"サイレント・ソードマン"などのLVモンスターが該当します。

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原則的にスタンバイフェイズに発動できる誘発効果とスペルスピード2以上の効果以外は発動できないのですが、1万種類を超えるカードの中で唯一、スタンバイフェイズに発動できる通常魔法が存在します。
それがこちら、

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あの数々の禁止カードを生み出した Magic Ruler -魔法の支配者- にて収録されたこのよく分からないカードが、唯一無二のカードになっております。


スタンバイフェイズの流れの例として、自分の場に"サイレント・ソードマン LV3"が2体、セットされた"邪悪な儀式"がある場合だと、

自分「スタンバイフェイズに入ります。セットされた"邪悪な儀式"を発動します。何かありますか?」
相手「ありません。」
自分「効果処理後何かありますか?」
相手「ありません。」
自分「"サイレント・ソードマン LV3"の効果を発動します。何かありますか?」
相手「ありません。」
自分「"サイレント・ソードマン LV5"の特殊召喚成功時に何かありますか?」
相手「ありません。」
自分「2体目の"サイレント・ソードマン LV3"の効果を発動します。何かありますか?」
相手「ありません。」
自分「2体目の"サイレント・ソードマン LV5"の特殊召喚成功時に何かありますか?」
相手「ありません。」
自分「スタンバイフェイズ終了時に何かありますか?」
相手「ありません。」
自分「スタンバイフェイズを終了します。」


非常にめんどくさいですね。(:3 」∠)

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・最後に

ドローフェイズにドローしたカードをすぐにシャカパチして混ぜてしまう方も多いと思いますが、"強烈なはたき落とし"などがある関係上、注意や警告を取られる可能性があります。
ここまで丁寧にやることもありませんが、一応気をつけてくださいね。(:3 」∠)


最後まで読んでいただきありがとうございました。m(_ _)m