こんにちは、デュエルの才がない男 にょりこです。
ついさきほどやばげなカードが発表されましたね。
現在の遊戯王誘発モンスターズだと撃てる機会は多そうです。
さて、遊戯王には禁止カードというのがあります。
これはゲームバランスの崩壊や無限ループの阻止のために定められており、指定されているカードは公式イベントでは使用不可になっています。
どんなカードが禁止カードとなっているのか。
例えば、
2枚ドローします。(禁止歴約14年)
相手の手札を見てから、1枚デッキに戻します。(禁止歴約15年)
相手のモンスターなんでもNTRます。(禁止歴約15年)(遊戯王史上初の禁止カードの内の1枚)
話が脱線しましたね。
三戦の才の効果を簡潔にすると、
相手に手札誘発を使われたら、「強欲な壺」「強引な番兵」「心変わり」のどれかを使うことができます。
はい、実質禁止カードです。
正直、使われる使われないを別としていくらなんでもやりすぎではないのかと思います。
遊戯王では先攻1killでゲームを終わらせたり、先攻制圧を敷くことでデュエルを有利に進めるデッキが多いです。
先攻制圧をされて何もできなくなると、それはもうただのジャンケンです。
そこで手札誘発モンスターが登場します。
相手ターンに手札から効果を発動し、相手を妨害することができるモンスターたちのことです。
これにより先攻の有利度が少し下がり、後攻デッキの現実性がより上がりました。
先攻をとっても手札誘発によって妨害されて制圧を敷けなくなることもあり、ただのジャンケンでなくなり、ゲームとして遊べたのも束の間。
指名者が登場します。
手札誘発を止めることができるカードです。
先攻有利を抑えることができるカードを抑えることができるカードが登場してしまいました。
先攻制圧をするデッキだと"とりあえず入れておこう"で雑に入れられてしまうくらいに汎用性があり、先攻有利を加速させてしまいました。
そして今回、新たに登場したこのカード。
相手の展開を止めるために手札誘発を撃つと、禁止級の効果を持ったこのカードが飛んでくる。
もちろん後手にも有用であるこのカードですが、いかんせん効果が強すぎると思います。
3つの効果から選択して発動するが、その3つともが禁止級。
選択肢の多さと効果の強さを兼ね備えたかなりやばいカードだと個人的に思います。
発動条件の緩さもあり、もう制限カードに指定しろよと声を大にして言いたいです。
さらに、察しの良い方はすでにお気づきかと思いますが、
"選択して発動"なのです。
つまり、
ピーピングハンデス効果とコントロール奪取効果に対して、「灰流うらら」を発動できないのです。
なんのこっちゃと思われる方もおられると思うので少しだけ解説します。
"選択して発動"と"適用する"というコンマイ語についてです。
"選択して発動"とは文字通り、使う効果を選択してから発動します。
例えば、
「レインボー・ネオス」には3つの効果の中から1つを"選択して発動"します。
「相手フィールドのモンスターを全て持ち主のデッキに戻す。」という効果、
「相手フィールドの魔法・罠カードを全て持ち主のデッキに戻す。」という効果、
「相手の墓地のカードを全てデッキに戻す。」という効果です。
"選択して発動"の場合、このいずれかの効果のどれを発動するのかを明確にし、コストを支払ってからチェーン確認を行います。
そのため、"墓地のカードをデッキに戻す"効果を持っている3つ目の効果に対しては「屋敷わらし」の効果を発動することができますが、フィールドのカードしか戻さない1つ目と2つ目の効果に対しては発動することができません。
一方、"適用する"は条件に満たしている効果を発動することができます。
例えば、
「クロノダイバー・リダン」の場合、効果処理時にX素材を取り除き、取り除いたカードの種類によって発動する効果が決まります。
「このカードをエンドフェイズまで除外する。」という効果、
「自分はデッキから1枚ドローする。」という効果、
「相手フィールドの表側表示のカード1枚を選んで持ち主のデッキの一番上に戻す。」という効果、
の、条件を満たした効果を発動します。
"適用する"の場合は、効果の発動を宣言してからチェーン確認を行います。
したがってこの段階では「クロノダイバー・リダン」の効果は、「自信を除外する」効果かつ、「ドローする」効果かつ、「デッキバウンスする」効果であるため、デッキからカードを手札に加える効果に対して発動できる、「灰流うらら」は発動可能であります。
現在の条件下ではドローする効果を発動できない場合も「ドローする」効果に含まれます。
というのも、「クロノダイバー・リダン」の場合、X素材に魔法カードがない場合に効果を発動しても、チェーンして「クロノダイバー・フライバック」を発動することで、魔法カードをX素材にし、ドロー効果を適用することが可能になります。
このように"適用する"の場合、発動した時には適用できない効果だとしても、効果処理時に適用できる可能性があります。
そのため効果発動時に適用できるすべての効果を持つ効果として扱われます。
しかし、"選択して発動"の場合、1、2、3の効果の内、1の効果を選択して発動することでそのカードは1の効果を持つカードとして扱われ、2及び3の効果を持たないとして扱われます。
これがコンマイ語のややこしいところです。
話を戻すと、この「三戦の才」は"選択して発動"する効果であるため、「相手の手札を確認し、その中からカード1枚を選んでデッキに戻す。」効果を選択すると、ドローする効果は持たないと扱われるため、「灰流うらら」は発動することができなくなります。
このような禁止級の効果を持ったカードを出して一体コンマイはどこに向かっているのか、遊戯王というコンテンツをどうしたいのか、
前から分からなかったですがさらに分からなくなりました。
一体この先遊戯王はどうなってしまうんでしょうか。
それを見届けるのも少し楽しみではあります。
数年後にはこのカードの比じゃないカードが出たりするんですかね。
正直勘弁してほしいです。
ではでは、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
ついさきほどやばげなカードが発表されましたね。
現在の遊戯王誘発モンスターズだと撃てる機会は多そうです。
さて、遊戯王には禁止カードというのがあります。
これはゲームバランスの崩壊や無限ループの阻止のために定められており、指定されているカードは公式イベントでは使用不可になっています。
どんなカードが禁止カードとなっているのか。
例えば、
2枚ドローします。(禁止歴約14年)
相手の手札を見てから、1枚デッキに戻します。(禁止歴約15年)
相手のモンスターなんでもNTRます。(禁止歴約15年)(遊戯王史上初の禁止カードの内の1枚)
話が脱線しましたね。
三戦の才の効果を簡潔にすると、
相手に手札誘発を使われたら、「強欲な壺」「強引な番兵」「心変わり」のどれかを使うことができます。
はい、実質禁止カードです。
正直、使われる使われないを別としていくらなんでもやりすぎではないのかと思います。
遊戯王では先攻1killでゲームを終わらせたり、先攻制圧を敷くことでデュエルを有利に進めるデッキが多いです。
先攻制圧をされて何もできなくなると、それはもうただのジャンケンです。
そこで手札誘発モンスターが登場します。
相手ターンに手札から効果を発動し、相手を妨害することができるモンスターたちのことです。
これにより先攻の有利度が少し下がり、後攻デッキの現実性がより上がりました。
先攻をとっても手札誘発によって妨害されて制圧を敷けなくなることもあり、ただのジャンケンでなくなり、ゲームとして遊べたのも束の間。
指名者が登場します。
手札誘発を止めることができるカードです。
先攻有利を抑えることができるカードを抑えることができるカードが登場してしまいました。
先攻制圧をするデッキだと"とりあえず入れておこう"で雑に入れられてしまうくらいに汎用性があり、先攻有利を加速させてしまいました。
そして今回、新たに登場したこのカード。
相手の展開を止めるために手札誘発を撃つと、禁止級の効果を持ったこのカードが飛んでくる。
もちろん後手にも有用であるこのカードですが、いかんせん効果が強すぎると思います。
3つの効果から選択して発動するが、その3つともが禁止級。
選択肢の多さと効果の強さを兼ね備えたかなりやばいカードだと個人的に思います。
発動条件の緩さもあり、もう制限カードに指定しろよと声を大にして言いたいです。
さらに、察しの良い方はすでにお気づきかと思いますが、
"選択して発動"なのです。
つまり、
ピーピングハンデス効果とコントロール奪取効果に対して、「灰流うらら」を発動できないのです。
なんのこっちゃと思われる方もおられると思うので少しだけ解説します。
"選択して発動"と"適用する"というコンマイ語についてです。
"選択して発動"とは文字通り、使う効果を選択してから発動します。
例えば、
「レインボー・ネオス」には3つの効果の中から1つを"選択して発動"します。
「相手フィールドのモンスターを全て持ち主のデッキに戻す。」という効果、
「相手フィールドの魔法・罠カードを全て持ち主のデッキに戻す。」という効果、
「相手の墓地のカードを全てデッキに戻す。」という効果です。
"選択して発動"の場合、このいずれかの効果のどれを発動するのかを明確にし、コストを支払ってからチェーン確認を行います。
そのため、"墓地のカードをデッキに戻す"効果を持っている3つ目の効果に対しては「屋敷わらし」の効果を発動することができますが、フィールドのカードしか戻さない1つ目と2つ目の効果に対しては発動することができません。
一方、"適用する"は条件に満たしている効果を発動することができます。
例えば、
「クロノダイバー・リダン」の場合、効果処理時にX素材を取り除き、取り除いたカードの種類によって発動する効果が決まります。
「このカードをエンドフェイズまで除外する。」という効果、
「自分はデッキから1枚ドローする。」という効果、
「相手フィールドの表側表示のカード1枚を選んで持ち主のデッキの一番上に戻す。」という効果、
の、条件を満たした効果を発動します。
"適用する"の場合は、効果の発動を宣言してからチェーン確認を行います。
したがってこの段階では「クロノダイバー・リダン」の効果は、「自信を除外する」効果かつ、「ドローする」効果かつ、「デッキバウンスする」効果であるため、デッキからカードを手札に加える効果に対して発動できる、「灰流うらら」は発動可能であります。
現在の条件下ではドローする効果を発動できない場合も「ドローする」効果に含まれます。
というのも、「クロノダイバー・リダン」の場合、X素材に魔法カードがない場合に効果を発動しても、チェーンして「クロノダイバー・フライバック」を発動することで、魔法カードをX素材にし、ドロー効果を適用することが可能になります。
このように"適用する"の場合、発動した時には適用できない効果だとしても、効果処理時に適用できる可能性があります。
そのため効果発動時に適用できるすべての効果を持つ効果として扱われます。
しかし、"選択して発動"の場合、1、2、3の効果の内、1の効果を選択して発動することでそのカードは1の効果を持つカードとして扱われ、2及び3の効果を持たないとして扱われます。
これがコンマイ語のややこしいところです。
話を戻すと、この「三戦の才」は"選択して発動"する効果であるため、「相手の手札を確認し、その中からカード1枚を選んでデッキに戻す。」効果を選択すると、ドローする効果は持たないと扱われるため、「灰流うらら」は発動することができなくなります。
このような禁止級の効果を持ったカードを出して一体コンマイはどこに向かっているのか、遊戯王というコンテンツをどうしたいのか、
前から分からなかったですがさらに分からなくなりました。
一体この先遊戯王はどうなってしまうんでしょうか。
それを見届けるのも少し楽しみではあります。
数年後にはこのカードの比じゃないカードが出たりするんですかね。
正直勘弁してほしいです。
ではでは、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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