こんにちは、懐古厨のにょりこです。

つい先日、新たな遊戯王であるラッシュデュエルがスタートしましたね。

遊戯王OCGとは別のゲームとして誕生したラッシュデュエルですがあえてここは遊戯王OCG、ラッシュデュエル、そしてもう一つのゲームに触れたいと思います。

そんなわけで遊戯王OCG、20年の歴史のさらに前である神代(?)の遊戯王、


遊戯王カードダス


通称、バンダイ版


こちらをご紹介したいと思います。


ご存知の方もいると思われますが、遊戯王は「バンダイ版」と「KONAMI版」が存在します。


実は最初の遊戯王は「バンダイ版」なのです。

1998年に販売を開始したものの約1年で終わってしまったため、ある意味レアカードと化したバンダイ版遊戯王ですが、どんなのだったか覚えていますか???


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お、見覚えあるぞ?


という方も多いと思います。


では、



ルールを覚えていますか???

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そう、このルールを覚えている方は少ないと思います。

KONAMI版遊戯王もなかなかルールが曖昧ですが、バンダイ版遊戯王も引けを取らずにルールが曖昧すぎるのです。

カードの左下にルールと書かれていますね?
それがルールです。


え、これだけかって?

もちろん他にもありますよ。

では何と書いているのか、




〜ルール1〜

友達と同じ枚数のカードを用意し山札にする。


〜ルール2〜

自分の山札の上から5枚を引いて、手札にする。


〜ルール3〜

手札の中から1枚を選び、同時に出して戦闘開始。


〜ルール4〜

戦闘では、自分の攻撃力と相手の守備力を比べる。


〜ルール5〜

攻撃力の方が高い場合は、敵のカードを倒せる。


〜ルール6〜

敵を倒しても、守備力が敵の攻撃力よりも低いと自分も倒れる。


〜ルール7〜

戦闘終了後、山札からカードを1枚引き、手札に加える。


〜ルール8〜

お互いの山札が無くなるまで、毎回これを繰り返す。


〜ルール9〜

最後に倒したカードの星の数を合計し、多い方の勝ち。


〜ルール10〜

魔法や罠、装備カードが手札の中にある場合、場に伏せて置くことができる。


〜ルール11〜

場に伏せた魔法、罠、装備カードは、戦闘中いつでも使うことができる。


〜ルール12〜

一度使った魔法、罠、装備カードは、捨て札になる。


〜ルール13〜

一方が先に山札がなくなっても、もう一方の山札もなくなるまでゲームは続行される。


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はい、カードにルールが書かれているなんてとても親切なゲームですね。
わざわざルールブックを用意しなくてもいいのですから。

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では質問です。


Q:山札は最大何枚ですか?

A:わかりません。


相手と同じ枚数としか記載されていません。
もしかしたら無限枚の可能性もありますね。


Q:同名カードは何枚までですか?

A:わかりません。


記載がないので青眼の白竜を4枚積めるかもしれませんね。


Q:手札に戦闘できるカードがない場合はどうなりますか?

A:わかりません。


勝利条件はお互いの山札が無くなった時に星の獲得数が相手より多いことなので、この場合どのような処理を行うのかわかりません。


Q:戦闘に勝利したカードはそのまま場に置いたままですか?

A:負けていないのでそのm............
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ん?連続で戦闘できる?
勝利して場に置いたままならわざわざ書かなくてもいいですよね。
ということは、戦闘終了したカードは捨て札に置かれることになると推測できますね。
ただ、記載がないので実際のところはわかりません。

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疑問点がいっぱいでしたね、、、




さてバンダイ版には、

モンスターカード
魔法カード
罠カード
装備カード

に加えてキャラクターカードという種類があります。

戦闘を行うカードとして扱いますが一体どんなカードなのでしょうか?



それはこちらです。


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なんとアニメDMのキャラクターがカードになっているのです。
アニメファン歓喜ですね。


遊戯がいるということはもちろん海馬も、

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........................海馬???


察しが良い方はお気づきかと思いますが、
東映版の海馬くんでございます。
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緑髪でなにがあったんでしょうかね?


そんなことより重要なのは彼らは何をするかですよね?

彼らは「特殊能力」というKONAMI版遊戯王でいうところの「効果」を持っています。


例えば、「武藤遊戯」の場合は「先読み」という特殊能力で、

このカードは戦闘では負けてしまうが代わりにその場でカードを3枚引き、手札に加えることができる。

という、相手に星を与えてしまう代わりにドローができるカードとなっています。


「海馬瀬人」の場合、「達人」という特殊能力で、

彼はモンスターのカードが相手なら必ず勝つ。が、キャラクターのカードが相手だと必ず負けてしまう(本田にも負ける)。

という、青眼の白竜やブラック・マジシャンなどの強力なモンスターに無条件で勝つことができる非常に優秀なカードになっています。


え?効果を書き換えるな?

なんのことですか?

(本田にも負ける)とかなんやねんと?

だって書かれてるんですもん

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この通りです。


ね?嘘じゃないでしょ?


じゃあその本田はなんなのか、


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彼はルールがよくわからないので戦闘で必ず負けるが、星の数がゼロなので相手の得点にもならない。


彼はルールがよくわからないそうです。

たしかに本田がデュエルしてるところって1回しかない上に東映版では真面目なネタキャラになってるんですよね。

それならルールがわからないのも仕方がない。

そしてそのルールがわからない本田に負ける海馬って............

そんな彼ですが、個人的にはかなりの強カードだと思っています。
使ったカードは捨て札に送られるというルールだとした場合、戦闘で彼は負けるが相手の得点にならないので、相手の強カードを無駄撃ちさせることができるんです。

そう聞くと強そうな気がするでしょう??



そしてネタといえばもう一枚、

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アニメ東映版のキャラクターなのですが、

ミホは、敵カードの星が5つ以上ならミホが勝ち、4つ以下なら相手がかわいそうなので負けてしまう。


相手がかわいそう


青眼の白竜を相手にすると強気なのに、ワイトを相手にすると弱気になっちゃうみたいです。



そしてアニメDMといえばやはり闇遊戯ですよね。

当然キャラクターカードとして存在しますよ。

それがこちら、

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戦闘に必ず勝つ。


シンプルにして最強。


主人公だから当然です。


惜しくも大人の事情により1年ほどで消えてしまったバンダイ版遊戯王ですが、ルール整備をすれば十分遊べそうでしたね。

遊べるほどの数を持っている人もいなさそうですが、、、

みなさんも、
遊戯王OCG、ラッシュデュエルを楽しみながら時折この遊戯王カードダスのことも思い出してやってください。


では、今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。